監督・撮影:マシュー・ハイネマン/製作総指揮:キャスリン・ビグロー/2015年メキシコ・アメリカ100分原題:CARTEL LAND/配給・宣伝:トランスフォーマー

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INTRODUCTION

『トラフィック』「ブレイキング・バッド」『ボーダーライン』……どんなフィクションよりショッキングな麻薬戦争の現実がここにある!

『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を務め、サンダンス映画祭ほか各国の映画祭で激賞され、本年度アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされた『カルテル・ランド』。麻薬組織同士の縄張り争いや、政府と麻薬カルテルによる武力紛争をさす〝メキシコ麻薬戦争”は、これまでに約12万人以上の死者を出し、多数の一般市民を巻き込みながら現在も続けられており、全世界を震撼させている。本作は、そんな恐るべきメキシコ麻薬戦争の最前線を追った衝撃のドキュメンタリーだ。

暴力が支配し、無法地帯と化したメキシコの街、そして、麻薬カルテルに立ち向かうべく結成された自警団を侵食していく癒着と腐敗……。若き映画監督マシュー・ハイネマンが持つカメラは、死と隣り合わせの状況下、次々と信じがたい現実を映し出します。一瞬たりとも目の離せない映像の連続。それはスリリングなだけでなく、正義と悪の境界が消滅する、メキシコ社会が陥ってしまった袋小路を生々しく浮き彫りにしていく。
善とは何か、悪とは何か──。正義のために発足したはずの自警団が辿る衝撃的な結末に、誰もが驚愕と戦慄を禁じ得ない。